「ひええええ!?」


そのグッジョブをみた瞬間、
思わずへんな声がでてしまいました。

ついでに意味もなくあたりをキョロキョロと見渡したりしちゃいます。


『この名前は・・・でもどこで会ったんだろう?』


グッジョブの送り主の名前とその内容をあらためてみながらウンウン悩みだしてしまう私。

そのグッジョブにははっきりとこう書かれていたのです。


『ねこさんですか?』





――――――――――――――




さて、一月下旬のこの日。

しばらくぶりにオラクルへとやってきた私はマイルームに向かうと、
まずマイショップの売り上げなどの確認をして品物を並びなおします。


「ほうほう、やっぱり経験値アップ系のアイテムはいいおこずかいになりますねー!」


なんてブツブツいいながら。

次にアイテムまみれになったごっちゃごっちゃカバンの整理をすませます。


「このアイテムのオーダーってもうクリアしたんだっけかな・・・?」


なんてウンウン悩みながら。

こうしてやっとこさ整理が終わるとそばにあった椅子に腰かけホッとひっといき。

少しだけボーっとしたらメニューをひらいて、
たまっていたメールやグッジョブのチェックをします。


まずはメールから。

運営さんからのお知らせは軽く目を通し、
フレンドさんへは返信をしていきます。

メールチェックが終わったら次はコメント付きグッジョブ。

マイショップで購入してくれた方からのグッジョブや、
フレンドさんからのグッジョブが結構いっぱいたまっていました。


「よし、ではどんどんお返しグッジョブをしていきましょうか!」


気合いをいれなおして、グッジョブのチェックをはじめます。


『安くてたすかりましたー!』

「こちらこそ購入感謝です!」

『大事に使いますねー』

「はーい!よきPSO2ライフを!」

『最近ログインしてないけど元気かい?』

「どもども、まったりやってまーす!」

『こないだはパーティー感謝ですw』

「いえいえ、またいきましょう!」

『ねこさんですか?』

「はい、私がねこです!どうもどうも!」

『経験値アップいただきまー』

「はーい、レベル上げファイトです!」

『GJ』

「グッジョブ!」


って、・・・あれ?

まてまて、今なんだか――。


ノリノリでグッジョブにお返しをしていた私でしたが、
変な違和感をかんじてピタッとその手が止まります。


「えっと・・・?」


お返しをしてきたグッジョブをあらためてさかのぼって見直しだします。


「えっとえっと。『GJ』、コレじゃなくてー。『経験値アップいただきまー』コレでもなくてー。『ねこさんですか?』・・・」

「あ・・・」

「ひ、ひええええ!!!」


なんとビックリ。

そこにはしっかりバッチリ『ねこさんですか?』のコメント付きグッジョブがあるではありませんか。


あまりの出来事にしばし頭がパニックになってしまいます。


「え!いや、でもこれは・・・何かの間違えかもだし!だいたい“ねこさん”がさす“ねこ”がこのブログを書いていますか?って意味じゃないかもだし、アワアワアワワ!!」


意味もなく立ちあがるとマイルームの中をウロウロ歩き回ってしまいます。


でも送り主の名前には見覚えがあり、どうやら私が書いたブログを読んでくれている方で間違いはなさそうでした。


自分から「実はブログやってましてグヘヘ!」と他のブロガーさんに言ったことはありましたが、
知らない方から聞かれたのはこれがはじめて。

ドキドキしちゃってどうしていいか分かりません。

イロイロ履歴をみてどこで出会ったのか調べてみましたが、
パーティーを組んだわけではないですし、マルチエリアで出会った様子もありません。


「どうして分かったんだろう、どこであったんだろう・・・」

「この場合はちゃんと話した方がいいのでしょうか・・・?」


そんなこんなでしばらく悩んでいたのですが、
意を決してウィスパーチャットを送ってみることにしました。

『返事がなかったらGJのみのお返しで、おしまいにしよう』

とか思いながらおそるおそるチャットパットをひらき文字を打ち込み、


「こんばんはー」


と、挨拶をしました。

返事がかえってこなかったらどうしよう、いやむしろかえってきたらどうしよう。

ひとりマイルームでウンウンあたまを抱える私。


今思えばそんなに悩まなくても良かったように思いますが、
そのときはドキドキしちゃってとにかくイロイロ必死だったのです。


しばらくすると「ピピッ!」という電子音ともにその方からお返事がありました。


私は精一杯の感謝の気持ちを伝え、
疑問に思っていた「どうして分かったのか」を聞きました。

すると何ともびっくりなことに、
『チーム名』から予想して探してくれたというありませんか!

その方がいうには私が行きそうなハード推奨ブロックなどをウロウロしたり、
パーティーをみたりしていたのですがなかなか会うことができず諦めかけていたのですが、


「そうだ、たしかチームを作っていたはず!」


と思いついたそうです。

そこから私がつけてそうなチーム名を探し当てると私のアークスカードをみて、


「ねこさんポイ!!」


と思って、今度はマイルームにコッソリ遊びに来てみて、


「ますますねこさんッポイ!!」


と確信に近づきプレゼントともにグッジョブをくれた、とのコトでした。

いやいやそんな探し方があったとは、
目からウロコがポロポロと落ちた気分でした。


「といいますか、プレゼント?!」


その言葉に急いでマイルームの中を探してみるとい、
すてきなSAがベランダにあるではありませんか!!

いわれるまで全然気がつきませんでした・・・。





こうして私たちはちょっとだけ会話を楽しむと、


「それじゃあ、またいつかお会いしましょう!」


といってウィスパーチャットをおしまいにしたのでした。

とてもビックリしてどうようしちゃったのですが、
嬉しい気持ちでいっぱいになった私です。

私も会いたい人を探してこのオラクルへやってきたので、
その方の気持ちがちょっぴり分かった気もしましたし、
ちょっとだけ探される人の気持ちもわかった気がしました。


「いつかあえたら、いいですね」と、あの言葉がフッと浮かんできた私なのでした。


ペコリ










どうしても会いたい人がいる。

名前も分からないし。

本当にいるかどうかもわからない。

それでも探してみる。

だって探さなければ絶対に会えないんだから。


私はアナタに会って、イロイロ話をしてみたいんだ。