「や、やったーーー!」


バチバチと火花をちらせながらやっと動かなくなったトランマイザー。

その姿に思わずPSvitaをにぎりしめていた私は喜びの声をあげました。

そして急いでチャットパットを開くとこちらに向かって走ってくるカタナ使いのアークスさんへ、


「これでやっと先に進める、進めますよ!」


といいながら手をブンブンとふるのでした。。





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さて2月になったばっかりのこの日、
私はセカンドキャラクターの“地下坑道フリークエスト解放”をめざし、
ソロで“トランマイザー”なる中ボスエネミーに挑んでいました。



私のメインキャラクターはバウンサー×ブレイバーで、
セカンドキャラクターはテクター×レンジャー。

メインキャラクターとセカンドキャラクターでは戦闘スタイルが全然違うので、
いつもキャラクターを変えて遊ぶ度に「あれ・・・?」となっています。

ですので一回目の挑戦では“ミラージュエスケープ”という回避がうまく使えず返り討ち。

それならば!と2回目は遠距離テクニック攻撃で攻めますが攻撃力不足で戦闘が長くなって力尽き。

三度目の正直!と鼻息荒く挑んだ3回目でしたがあっという間に戦闘不能にさせられてしまいます。


「おかしいなぁ・・・、トランマイザーってこんなに強かったっけ・・・?」


さすがに3回連続で負けてしまうとは思ってもみなかったので、
ちょっとショックな私。

強制的に戻されてしまったキャンプシップで一人、
ウンウン頭を悩ませます。


『まだレベルが低いのだろうか?それとも装備が弱すぎるのだろうか?』


しばらく装備やらステータスやらとにらめっこしていたとき、


「そうだ、ウィークバレット!!」


私はすっかり忘れていたレンジャーのクラススキルを思い出したのです。

 “ウィークバレット”とは撃ちこんだ場所に強制的に弱点を作りだす特殊弾が撃てるスキルで、
レンジャーの代表的なスキルです。


『このスキルをうまく使えば攻撃力が上がって、トランマイザーとの戦闘が少しでも楽になるかもしれない!』


そう考えた私はアークスシップへと戻るとメインクラスをレンジャーへと転身させると、
ライフル片手にトランマイザーの待つ最新部へと進んで行きました。



そんなこんなでエリア2へ到着したとき、
キラリと画面の端が光ってパーティーにアークスさんが入ってきてくれたのです。


「宜しくお願いします!」

「よろしくー!」

「地下坑道フリークエスト解放をめざしています!」

「わかりましたーw」


入ってきてくれたアークスさんはブレイバーのカタナ使いのMさんという方でした。

Mさんはレベルは私と同じぐらいでしたが、
カタナの戦い方がすごく上手ででてくるエネミーをバッサバッサと切り倒していきます。

私はそんなMさんの後ろを補助テクニックやウィークバレットで必死に支援をしながらついて行きました。


エリア2はまるで迷路のようなマップで、


「なんだこのマップはーー!!」

「複雑ですねw」

「時々出るよねー、こんな感じのマップw」

「ですねーw」


なんて迷子を楽しみながらようやくトランマイザーがまつ最新部へ。


「ウィークバレットは任せてください、はずさない・・・ようにしますw」

「よし、じゃあ攻撃は任せてw」

「はい、実はさっきから3回連続でコイツにやられちゃってるので少々不安ですが・・・」

「そうなの?w じゃあはりきっていこうか!」

「肯定!」


そしてはじまった4回目のトランマイザー戦。

Mさんがカタナで切りかかり私は支援に徹します。

Mさんは作りだされた弱点を正確に攻撃しながら、
見事なカウンターを決めていきます。

Mさんの猛攻の前にトランマイザーはなすすべもなくダメージを蓄積させていき、
ついに力尽きました。


「ありがとうございます!倒せました、Mさん強いですね!!」

「いやいや、ウィークバレットのおかげで早く倒せたw」

「これでようやくフリークエストへいけます!」

「あー、でかいボスだっけ?」

「たしか・・・w」

「じゃあ、それも付き合おうか?」

「いいのですか?ぜひぜひお願いします!」

「おっけー!」



こうして私たちはさらなる地下坑道の深部へと降りて行き、
陸上戦艦型機甲種 “ビッグヴァーダー”へと挑むのでした。


よし、勝てた!