「どうしよう、どうしよう・・・」

一人で相棒のノートパソコンに向かって、
ブツブツ言っている私です。

年間のまとめ日記を書きだそうと思ってから、
かれこれ30分以上も過ぎてしまいました。

どう、今年最後の日記をまとめたらいいのか。
どう、今年のPSO2ライフを振り返ればいいのか。

ひたすら悩んでしまって、思考のグランドキャニオンへと落ちてゆく私です。

「もう駄目だ、息抜きにPSO2でもしよーっと!」

私はこれ以上悩むことを放棄すると、
先にPSO2で今年中にやりたかったことをすることにしたのでした。



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楽しかったアークス忘年会が終わって、
まだ余韻も残る29日。

私はship6にいるセカンドキャラクターでログインをすると、
チャット推奨ロビー降り立ちました。

年越しを迎えるにあたり、
少し倉庫の整理をしたかったのと、
年賀状みたいなモノが作りたくて、
セカンドキャラクターの晴れ着姿を撮りに来たのです。

本当だったらファーストキャラクターで撮りたいところだったのですが、
とてもあわててship移動していたので、
あと後でファーストキャラクターの所持品を確認してみたところ、
装備品とわずかなメセタしか持っていませんでした。

ですのでファーストキャラクターでのぷそしょは諦めて、
セカンドキャラクターでログインしたのです。

フレンドのメールやGJに返信を済ませた私は、
少しだけ倉庫の整理をして、
ビジフォンで新しいコスチュームを購入すると、
特にロビーを移動することもなく、
そのままクエストカウンターへと向かいます。

そこでパーティー名も、コメント欄にも何も書かず、
設定も『特になし』の状態のまま、
凍土エリア探索のクエストを受けました。


惑星ナベリウスの凍土エリア、
真っ白な雪に覆われた世界。

私は一人でキャンプシップから地表へと降りてくると、
しばらくその場で景色に目を奪われていたのですが、
今日ここにきた目的を思い出し、
いそいそと服を着替えはじめます。

「よーし!では気合いをいれて撮りますか!」

買ったばかりのコスチュームに身を包んだ私は、
そう叫ぶとさっそく撮影を開始します。

「えっとー。撮りたい人物を中心からワザとずらしたり、背景の対角線上に立たせるんだっけ?」

撮影のポイントを必死に思い出しながら、
一枚、二枚と撮っていきます。

「表情が硬いかな・・・、難しいなー」

一人でブツブツと言いながら、
ポーズを変えてみたり、
表情を変えてみたりします。

そうこうしているうちに、
だんだんと撮っているコト自体が楽しくなってきて、

「もう良く分からないから、たくさんとってその中から選んじゃえーー!」

と、何も考えずに撮りだす私です。

こうしてたっぷり20分ぐらい撮影をしていると、
突然、画面の端がキラリと輝いて、
私の名前の上に見知らぬ名前が表示されました。

なんと驚いたことに、
パーティーに乱入してきてくれた人が居たのです!

人が少ないチャット推奨ロビーだったし、
パーティー設定も変えず、
ましてやパーティーコメントも無記名だったので、

「絶対に誰も入ってこないだろう!」

と、思いこんでいた私はすっかり面喰ってしまったのですが、
あわててソロモードからパーティーモードへと切り替えます。

乱入して来てくれた方は、
大きな帽子をかぶった、たぶんニューマンの男性で、
なんとなくPSOにでてきたフォニュームを連想させる方でした。

レベルは私より低かったのですが、
カッコイイ槍をブンブンと振り回して、
出てくるエネミーを一掃していってくれる頼もしい方です。

私はメインクラスをテクターにしていたので、
そんな頼もしいフォニュームさんを支援をしながら、
ウォンドでバシバシとエネミーを叩いていきました。

私たち二人はあまり多くの会話はしませんでしたが、
相手の進むペースを見てそれに合わせたり、
複数のエネミーが出てきたときは分担して攻撃したり、
私が支援するときはフォニュームさんが立ち止まってくれたりと、
無言の交流を楽しみながら進んでいきます。

エリア1は何事もなく進めたのですが、
何故だかエリア2へ進むとやたら多くエマージェンシートライアルが発生して、
思わず二人で笑ってしまいました。

そんなこんなで、
トラブル続きのエリア2を駆け抜けた私たちは、
いよいよ最深部のボスである野獣夫婦へと挑みます。

この凍土のボス、
私はかなり苦手なボスエネミーだったのですが、
フォニュームさんの活躍で危なげなく、
むしろあっけなく倒してしまいました。

レベル私より低いはずなのに、
素敵過ぎますフォニュームさん。



こうして私たちは、

「楽しかったです、ありがとうございました!」

「こちらこそ、ありがとう!」

と、お互いの健闘をたたえ合って、
ほぼ二人同時にフレンド申請をだし、
フレンド登録を済ませました。

そして私は、

「ひえええ!年間のまとめ日記を書かないとー!」

と、やりかけだったコト思い出し、
急ぎ早にフォニュームさんにお別れを言って、
PSO2をログアウトしたのでした。



電源が切れたPSvitaを見ながら、
『なんだかバタバタした今年最後ログインだったなー』
と思いながらも、『私らしいなー』と笑ってしまいました。

そして今年最後のPSO2が、
「はじめまして」で終われたことをとっても嬉しく思ったのです。



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そんな感じで今、
日記をソイソイシュコーと書いているの訳なのですが、
気がつけば31日になっていました。

おかしいなー、29日ぐらいから書き始めているんだけどなー。

自分の文章作成能力の低さに涙しながらも、
一生懸命書いている私です。


さてさて、
今年のPSO2での出来事を振り返ってみると・・・、
まあ振り返るも何も、
まだ半年も過ぎていないので、

「今年を振り返っちゃうよ!」

って、言うのもなんだか恥ずかしいのですが、
でもせっかくの大みそかなので、
三ヶ月ぐらいしかやっていないブログなのですが、
勇気を持って振り返ってみて、
まとめたいと思います!



と、言うことで。
今年を振り返ってみると・・・。


本当に『はじめまして』が多かった、
一年だったと思いました!


・・・はいっ、お終い!



なんかこんな言葉しか浮かびませんでした、
今年の振り返りって一体・・・。


でも本当に、
こんなにたくさんの『はじめまして』を経験したのは、
「もう何年振りかなー」って思い出せないぐらい久々で、
とっても新鮮な毎日でした。

PSO2にログインするたびに、
ドキドキワクワクしながら遊んでいる私がいて、
遊ぶたびに素敵な経験や、
楽しい思い出がドンドン増えていきました。


PSO2をはじめてみて、
そしてブログをはじめてみて。

本当に良かったと思っています。

とってもとっても、
嬉しい楽しい一年になりました。

それもこれも、
こんな未熟な文章を読みに来てくれる皆様や、
PSO2の世界で未熟な私を笑いながら、
優しく受け止めてくれたアークスさんたちのおかげです。


本当に本当にありがとうございました。
大変お世話になりました。

来年もまた、たくさんの『はじめまして』に出会えることを祈りながら、
この辺で今年最後の日記をお終いにしたいと思います。



それでは皆様、
良いお年を、来年もまた宜しくお願いいたします!







2014年12月31日 AM4:51

ship2より、ねこ。


私の原点



 年越しのお供に是非どうぞ!